■ 問題 介護における連携、チームワークで正しいものはどれか。
A、援助方針に関する連絡会議のことをケアカンファレンスと言い、
これはそれぞれの職種別に行うことが原則である。
B、介護におけるサービスはそれぞれの専門職ごとで立場が異なるため、
共通の目標が立てられない。だから個々の目標を立てる必要がある。
C、評価や記録は、次の新たな介護計画を立てる際に必要となる。その
ため評価は、客観的な記録に基づいて、一連の介護計画の有効性を
評価するものでなければならない。
D、口頭で情報を伝えることは簡便であるものの、聞き手の理解を確か
めながら行えないという欠点がある。
E、利用者のニーズを満たすためには、各関連機関が自由に利用者に
サービスを提供した方がいい。
■ 解答 C
■ 解説
A、間違い。ケアカンファレンスは、利用者の意思に応じた援助方針を
決める会議で、援助に携わるメンバーが役割分担や連絡調整を行う。
B、間違い。サービスはそれぞれ異なっても、利用者のニーズを満たす
という共通の目標を立ててそれに向かっていくことが大切です。
C、正しい。評価や記録は、次の新たな介護計画を立てる際に重要なもの
となります。だから評価は客観的な記録に基づき、一連の介護計画の
有効性を評価するものである必要があります。
D、間違い。口頭で情報を伝えることは、相手の理解を確かめながら行え、
しかも簡便である。ただ記録に残らずその場限りになる欠点がある。
E、間違い。利用者に対して各関連機関が自由にサービスを提供すると、
サービスの重複などが起こる。そのためお互いの連携が大切です。
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