2008年12月アーカイブ

感染症について

■ 問題 感染症について正しいものを2つ選びなさい

A、高齢者に発症しやすい沈下性肺炎は、食べ物や飲み物が誤って気管に
  入ることで細菌が感染するという病気である。

B、脱水や激しい下痢を引き起こすコレラは、輸入食品や海外旅行者など
  によって日本に持ち込まれることが多い病気である。

C、近年、日本ではE型のウィルス性肝炎は滅多に発症しなくなった。

D、VREとはメチシリン耐性黄色ブドウ球菌のことで、これは院内
  感染の原因菌の一つとして知られているものである。

E、日和見感染とは感染してもすぐに発症せず、疲労などで体力が落ちた
  時などに発症する病気で、有名なものにエイズや結核などがある。


■ 解答 B、E

■ 解説
A、間違い。沈下性肺炎は寝たきりの人などに起きる肺炎の一つで、気道
  分泌物がたまることで細菌が繁殖して発症する病気です。

B、正しい。脱水や激しい下痢を引き起こすコレラは、輸入食品や海外旅行
  者などによって日本に持ち込まれることが多い病気です。

C、間違い。日本で滅多に発症しないのは、D型のウィルス性肝炎です。

D、間違い。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌はMRSAで、VREは
  バンコマイシン耐性腸球菌のことです。

E、正しい。エイズや結核は日和見感染を起こすことが多いです。

神経系の病気について

■ 問題 神経系の病気について間違っているものを2つ選べ。

1、アセチルコリンの分泌量が減ってしまい、ドーパミンが相対的に増加
  することで起きる病気がパーキンソン病である。

2、髄鞘が壊れてしまう原因不明の病気に多発性硬化症があり、この病気
  の症状は目に現れることが多い。

3、脳がスポンジ状になって認知症を引き起こす病気にクロイツフェルト・
  ヤコブ病があり、言語障害や記憶障害といった障害が現れる。

4、脊髄小脳変性症自体にはパーキンソン病と同じ病状は現れないが、
  小脳萎縮症ではパーキンソン病と同じ病状が確認されている。


■ 解答 1、4

■ 解説
1、間違い。パーキンソン病はドーパミンの減少によるアセチルコリンの
  相対的増加によって起きる病気です。

2、正しい。多発性硬化症は髄鞘が壊れてしまう病気で、この病気の症状
  は複視や視力の低下など目に現れることが多いです。

3、正しい。脳がスポンジ状になって認知症を引き起こす病気にクロイツ
  フェルト・ヤコブ病があり、言語障害や記憶障害などの障害が現れる。

4、間違い。脊髄小脳変性症でも小脳萎縮症でもパーキンソン病と同じ
  病状が現れます。

呼吸器系の病気について

■ 問題 呼吸器系の病気について正しいものを選びなさい。

ア、長期間に渡ってタンやセキが出続ける慢性気管支炎は、ウィルスや
  細菌の感染が原因となっている。

イ、肺胞が弾力を失って呼吸しにくくなる肺気腫は、慢性気管支炎を伴う
  ことが多い病気で知られている。

ウ、肺動脈に血管が詰まって肺への血流が悪化する肺血栓塞栓症は、呼吸
  困難や血痰、胸の痛みといった症状が現れる。

エ、気管支の痙攣やタンが増える気管支喘息は、排気ガスやハウスダスト
  が大きな原因で、アトピー体質と関係がないことが近年分かった。

■ 解答 ウ

■ 解説
ア、間違い。慢性気管支炎の原因不明のタンやセキが続くもので、ウィルス
  や細菌の感染が原因となっているのは急性気管支炎である。

イ、間違い。肺胞が弾力を失って呼吸しにくくなる病気は慢性気管支炎で、
  これは肺気腫を伴うことが多い病気で知られています。

ウ、正しい。肺動脈に血管が詰まって肺への血流が悪化する肺血栓塞栓症は、
  呼吸困難や血痰、胸の痛みといった症状が現れます。

エ、間違い。気管支の痙攣やタンが増える気管支喘息は、アトピー体質が
  大きな要因で、排気ガスやハウスダストも関係しています。

日本の公衆衛生について

■ 問題 現在の日本の公衆衛生について間違っているものはどれか。

A、日本の医師の数は約26万人で、そのうちの90%以上が医療施設で
  働いている。

B、平成15年度(2003年)における日本の合計特殊出生率は1.29
  となり、年々減少を続けて日本の人口も減少すると見られている。

C、年齢別に見る日本の受療率は、外来の場合も入院の場合も、最も多い
  のは65歳から75歳の高齢者である。

D、平成14年度(2002年)のデータによると、国民一人当たりの医療
  費は約24万円となっている。

E、日本の三大死亡原因は、脳血管疾患、心疾患、悪性新生物だが、死亡
  総数に対する脳血管疾患の死亡率は減少しつつある。


■ 解答 C

■ 解説
A、正しい。日本の医師の総数は約26万人で、そのうち95%の医師が
  医療施設で働いているというデータがあります。

B、正しい。平成15年度(2003年)における日本の合計特殊出生率
  は1.29となり、日本の人口もどんどん減少すると見られている。

C、間違い。外来の受療率は75歳~79歳の高齢者が最も多く、入院で
  は90歳以上の方が最も多くなっています。

D、正しい。平成14年度(2002年)のデータによると、国民一人当
  たりの医療費は約24万4,200円となっています。

E、正しい。脳血管疾患の死亡率は減少しつつありますが、逆に悪性新生
  物(ガン)の死亡率は増加しつつあります。

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